- neutral space
無農薬ブドウ
うちのブドウはピオーネとマスカットベーリーAの2種。
ピオーネの種抜きと粒の肥大のために使用するジベレリン以外は農薬を使わず栽培しています。
私自身は完全なる農薬使用反対派ではないのですが(実家の柑橘は慣行農法で農協に出荷してますし)、元々の畑の持ち主だったおばあちゃんがジベレリン以外は無農薬、堆肥も特に入れず苦土石灰と月に一度のHB101(天然植物活力液)散布だけで栽培していたので、そのやり方を引き継ぎながら気候変動への対策や自分の興味のある方法を加えながらの栽培をしているという具合です。
無農薬栽培というと近隣の畑に迷惑がかかったりすることも多いらしいので「自分の畑だけが良ければいい」というわけにはいきませんが、うちのブドウ畑の場合は周りに畑がなく 少し離れた場所にある畑も知り合いの柑橘&オリーブのオーガニックファームなので、偶然にもとても恵まれた環境だと思います。
そして畑の面積も1反ほどなので、大農園というほどの広さではありません。兼業で無農薬で栽培するには手が届きやすい広さかなぁと思います。
そしてこれが去年のピオーネ


まだ完全に着色してないときの写真ですが、でもこれ以上はほとんど黒くはならなかったです。
やはり夏の猛暑が原因か..。でも甘くて果肉の弾力もあり美味しかったので、これでもっと着色して糖度が上がれはさらに良くなります。
今年はもう少し段と粒を増やして全体的に一回り小粒に仕上げてみようかなと。その方が着色しやすいかもしれません。
(ジベレリンなしの完全無農薬は、もし需要があれば来年以降に試してみたいです。)
あと、こちらがマスカットベーリーA


おばあちゃんはこの品種も種ぬきで栽培していたらしいですが、ジベレリンの時期や気温・湿度との兼ね合いがとても難しいので私はチャレンジしていなくて、今年少しだけ試してみようか悩み中です。
ジベレリンなしなら完全無農薬。その代わり種があります。
ピオーネと比べて小粒だけど、ピオーネ とはまた違う風味でキャンディのような甘さが好き。
ただ、今年は枝の更新を優先させているので(また後日書きます)例年より着果が少ないかもしれません。
今年は梅雨入りが遅い?という噂ですがどうなんでしょう。
あと、一番忙しい6〜7月に私が臨月直前を迎える^^;ので、体調面を考慮し暑さ対策でビニールも張らずに栽培しています。なのでどれぐらい雨の影響が出るかもわからないところです。
ブドウは雨に弱いですから.. (というか私自身もこのまま順調に出産を迎えられるとは限らないので無理はしすぎないようにしないと)
でももしビニール無しでやってみて「意外といける!」となったら来年以降も無しで栽培する可能性が高いです。小さい畑ならではのエコな栽培に挑戦したい。
ビニール無し栽培の記録としても今後また綴っていこうと思います。
大失敗記録になってもそれはそれで誰かの役に立つでしょうか?🙄